株の売買について
株の取引時間はオンライントレードを利用すれば朝早くでも夜遅くでも24時間株の売買の注文はできるのですが、実際に株の取引が行われているのは証券取引所の営業時間内ということになります。
また証券取引所で株の取引が行われている時間というのは代表的なところで、前場の午前9時から11時までと、後場の午後12時半から15時までとなっています。
次に株を買うということについて説明していきます。口座開設を行った証券会社の株の取引の画面を開くと注文画面があります。
その画面でまずは買いたい株の銘柄を選びます。
数量の欄があるのでそこに買いたい株数を入れます。次に指し値注文と成り行き注文とがあるので選びます。
指し値注文とは指定した銘柄をいくらで買いたいかを指定して注文する方法で成り行き注文というのはいくらでも良いので取引できる株価で買いたいという注文方法になります。
最後に注文確認ボタンがあるのでその注文確認ボタンを押せば注文が完了になります。
次に株の管理についてですが、株の注文した状況や買った履歴などは管理画面の取引記録というところ約定照会で確認することができます。
自社株買いについて
自社株買いというのは、株式会社が過去に発行していた自社の株式をお金を支払って買い戻す行為を言います。
自社株買いを行うと一株あたりの利益は自己株式数を発行済株式総数から差し引いて計算するために増加します。
株主さんの利益配分ともいえると思います。配当はすべての株主さんが現金で受け取ることができるのですが、自社株買いの場合となると、現金化するかどうかの選択について株主が決めることができるようです。
前前から自社株買いというのは、自社株消却または株式消却やストックオプションの付与など目的が制限されていたのですが、2001年10月の商法改正によって、目的を定めずに金庫株として取得そして保有することができるようになりました。
その2年後の2003年9月の商法改正では、一年間の自社株取得枠を株主総会の承認によって最初から設定する従来の方法にプラスされて、株式会社は、定款変更によって、一定の財源の範囲内で取締役会の決定で自社株買いを機動的にできるようになりました。
配当と自社株買いをあわせた金額を「総還元額」と言います。
金庫株について
金庫株というのは発行した会社自身が取得した自己株式のことをいいます。
会社の資本金というのはその発行する株式の数と、1株当たりの発行金額によって決まるのですが、この資本金額によって会社の財政的基盤がつくられていきます。
その会社の発行している株式を発行会社自らが取得することを自己株式の取得といって、取得した自己株式のことを俗に金庫株といっているようです。
ではどうして金庫株と言うのかというと、いったん取得した後その自己株式を長期間金庫にしまっておくことができるという感じがすること、またそんなイメージから自己株式を金庫株と呼ぶようです。
ですがこの金庫株日本では従来から原則として禁止されていたのです。
米国では洲によって若干違ってくるのですが自己株式の取得は一定の要件を満たしていれば自由に取得することができるようです。ですが日本でも自己株式規制を緩和するよう、主として経済界からの要望が高まっていたようです。
そこで、商法が毎年のように改正されていき、2001年六月の商法改正により、ついに「原則禁止」から「原則容認」へ方針転換したようです
株の証券会社選びについて
株を始めるにあたって証券会社を決めなけばいけませんが、まったくの初心者はどこにすれば良いか迷ってしまう場合も少なくないと思います。
株の取扱をしている証券会社というのは数多くあります。
まずはどんな証券会社があるのか調べなければいけません。
調べてみるとズラリとたくさんの証券会社が出てくると思いますが、選ぶポイントとして、まずは、株の取引をするのに必ず必要となってくる「手数料」がどれくらいかかるのか比較します。
株の売買をするたびに手数料というのは掛かってきますから、安いほうが良いですよね。
証券会社によっては手数料無料というところもありますから、比較は欠かせられません。
次に証券会社を選ぶポイントとしてはその証券会社のサービス内容です。
やはりすこしずつ会社によって内容が違ってきますから、自分が株の投資をしていくうえでもっともサービス内容が活用できるところにしたほうが良いと思います。
次に証券会社を選ぶポイントとしては通貨ペア数で比較してみます。
通貨ペア数が多いほうがそれだけ幅広くなるというわけですから、少ない会社よりは多いほうが良いと思います。